いま、やるべきこと

2002.05.16
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栄養ドリンクってみなさんは飲んだことあるでしょうか。
ボクはたまに飲むことがあります。仕事に疲れたときとかどうも食欲がないときとか今日は朝まで寝かせないゾっていうときとか。寝るけど。
ほんとに効くのかどうかはともかく、自己暗示みたいなもんで飲んだらなんだかやる気がでてきますよね。ボクって単純ですし。

先日コンビニで買い物をしていたら、小学生か中学生ぐらいの男子が3人つかつかと入ってきてそのまま栄養ドリンクの陳列棚に向かい、目当てのドリンクを手に取ると当たり前のようにレジに差し出しました。
栄養ドリンクなんてもの飲むようになったのは二十代半ばぐらいになってからだったので、ちょっとばかし興味を持ったボクは外に出たその三人の横でタバコをふかしながら耳をかたむけていました。

「 …なんかさぁ。自由な時間てないよなー。 」
「 ほんとだよなぁ。オレなんて日曜日も塾に行くことになっちゃってさ。なんか字ばっかし見てて逆にバカになってく感じする。頭いてぇし。 」
「 あ、オレも。 」
「 こうさ。どっか遠くに行って、思いっきり遊びてぇよ。 」
「 遠くかぁ。。。 」

なんだか居たたまれなくなったボクは心の中で『 少年たちよ。勉強も大事だけどオナニーもちゃんとやっとかないと大人になってから苦労するぞ。 』とエールを送りながら、ちょっとばかりブルーな気分になってその場をあとにしました。

学ぶことは大事だし必要なことだけれどそれはあくまでも目標とやる気があってのことだから、少年たちのように縛られて学んでもつらいだけじゃないかと思う。
大きくなったらきっと感謝する。などと大人たちは言うけれど、感謝している大人になった子供たちにお目にかかったことがない。学びたいと思ったときに学びたいことを学ぶのが一番いいんじゃないだろうか。
知識を豊かにすることより心や感性を豊かにすることのほうが何倍も大事だ。と思う。


友だちを通して知り合ったひとつ下のSというひとがいる。彼は東大を卒業後某有名企業に就職したが一年足らずで退職し、いまは小さなパン屋さんで下積みをしながらいつか自分の店を持つために頑張っている。
そんな彼が以前少し酔いながらこんなことを話してくれたたことがある。

「 小さいころからパン屋になるのが夢だったんだけど、親に反対されて押し付けられるように勉強させられてた。そんなバカな仕事なんかやるなって。 まぁ、おかげでそれなりの会社に入ってそれなりの金をもらえるようになったけど、毎日が息苦しくて仕方がなかった。 でもいまは違う。金もないし仕事もきついけど、自分の夢にむかってるんだって思うだけで毎日がすごく楽しい。 ただ、大学時代とか会社にいた期間とか、自分はなんて無駄な時間を過ごしたんだろうって時々後悔する。もっとはやく親を押し切ってでもやりたいことをやってればって。 」


目を閉じて自分がいましたいことを思い浮かべる。それがいまの環境ではできないものならば、いまを壊してでも変わらなくてはいけない。

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