いい日旅立ち ~京都編~

2002.10.10
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高校の修学旅行以来だろうか、京都へ行くのは。
その当時の記憶といえば、グループ行動で嵐山に向かい雨が降るなかどこかの人気のない遊園地で寂しく遊び、道に迷いつつ一番最後にホテルに着いたという思い出ぐらいだ。
京都らしさなぞ満喫する思考回路すら持ち合わせてなかった。

京都駅を降りると、そこには古き良き街並みが広がり、和服姿に身を包んだ人々がしゃなりしゃなりと足を運ぶ。。。ような風景はこれっぽちも見られず、いたって近代的な駅周辺でした。ちゃんちゃん。

休日ということで、どこへ向かっても観光客の波におそわれる(ボク自身も似たようなものだが)。たぶん半分以上は海外からの観光客だ。英語・中国語・フランス語などが飛び交う。修学旅行生徒の言葉も難解。
一番日本らしい景色なのに、一番日本らしくない人垣。なんだか複雑な心境。

清水寺や金閣寺を眺めて歩くことより、京都市美術館のほうが堪能できた。とくに院展で見ることのできる作品の数々には驚嘆してしまった。
ピカソの良さがわからないひとにでも、あれらの画にはきっと心揺さぶられるだろう。近くにお住まいの方はぜひ行ってみて欲しい。

京都らしさを感じたものといえば、言葉遣いであろうか。「 おおきに。 」「 おいでやす。 」など、聞こえてくるたびににんまりしてしまう。方言て素敵だ。
文化は人。人が文化。日本語になっていない若者たちの言葉遣いが、この町には浸透しないことを祈りながら、帰りの京都駅で再来を誓った。

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