この時期になると、書店やコンビニでよく見かけるようになる本。
それは心霊体験の文庫や、心霊スポットを紹介した雑誌。
ある意味、これはこれで便利だと思うのです。怖い体験をしたくなかったら、本を読んでそういった場所に近づかないようにすればいいのですから。
でも大抵の場合、これらの本の活用は逆の場合が多いのが世の常。
肝試しなどとかこつけて、友人といっしょに興味本位でわざわざ行ってみたりする。それでほんとに怖い思いをしたり、霊を連れて帰ったり。挙句の果てに「行かなきゃ良かった。」なんて、愚の極みですね。
『触らぬ神に祟りなし』というありがたい教えがあります。
『虎穴に入らんば虎子を得ず』なんつって反論してはいけません。
友だちといっしょに怪談で盛り上がったり、近場でちょっと肝試しとかならいいかもしれませんが、ほんとに何か起こりそうな場所へは、近づかないほうが賢明です。
「ねぇねぇ。こんな山道に来ちゃってだいじょうぶ?」
「だいじょうぶだって。」
「でも周りに何にもないよ。なんか、出そうじゃない?」
「平気だって。オレがついてんじゃん。」
「・・・。」
「・・・あれ。」
「えっ、なに。どうしたの?」
「なんか体が・・・うっ!!」
「ちょっと!ねぇ!どうしたの!」
(ガクガクガク)
「返事してよー。・・・きゃっ!!」
「コノオトコノカラダハ イタダイタ」
(・・・)
「モトニモドシテホシカッタラ コノオトコノチンコヲシャブ・・・」
通じません。
コメントする