駅構内のトイレで見かけることのできる、有料トイレットペーパー。
(男子は)うんちをするときに必須となる、このアイテム。
そう、困ったひとに追い討ちをかけるようなあくどい商品なのだ。むむむ。
ほかの地方ではどうかはわからないが、わたしの住む地域の駅の場合、この有料トイレットペーパー(*以後、トイペと略す)が設置されていても、トイレのなかにちゃんとトイペが置いてあることが多い。
だから、普段はこの有料トイペを買うことはない。
利用するのは、それを知らない都会からの来訪者だけだ。
出張先へ向かう途中、名古屋駅で突如便意に襲われた。
慌ててトイレへ走ると、長蛇の列。(ヤバイ!)
狭い場所にぎゅぅぎゅぅにつまったサラレーマンどもを、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、ひとつしかない空き個室を死闘の末奪取。
しゃがみこむと同時に流れ出す、閉じ込められたうんこたち。
さぁ、おまいら、大海原へと走り出すがイイ!!
しかし、そんな至福の時間も束の間、トイレ内の異変に気づく。
…あれ?おかしいぞ?やつ(トイペ)はどこだ?
まんべんなく室内を見渡すが、やつの姿はない。
名古屋のトイペたちはよほど恥ずかしがり屋のようだ。
ぼくはここだよ。ほら、みんな出ておいで。
優しく巻き巻きしてあげるからさぁ。
…ねぇ、どうしたのさ?はやく出てきてくれないと、トイレの中心であれを叫んじゃうよ?
…
…いない
…ない
…トイペがない、よーーーーっ!!
みなさんの想像力で、わたしのアナル付近の状況を把握できていますか?
健康うんちで、トイペで拭く必要もない、ビューティなアナル状態だと?
見損なってもらってはこまる。
それはそれは、もう、ブラックジャックもさじを投げた、見事なまでのプリン・アラ・ドーモ状態ですから!
え、なに、入り口でトイペを買わなかったあたしのせいだっていうの?
そんなの、トイペをけちったJRが悪いのよ!
いますぐここへトイペをもってきてちょーだい。
い・ま・す・ぐ・よ・!
などど怒ってみても問題は解決せず、結局は、断腸の思いで、持っていたハンカチを使って器用にあれしました。
ハンカチ、3000円もしたのに…
清掃員のかたにはたいへん申し訳ないのですが、便器に流せるわけもないので備え付けのダストボックスに捨てさせていただきました。四つ折りで。
もしかしたらまだあるかもしれないので、大腸菌に興味のあるかたは探してみてください。(乾いてるのでリサイクル可)
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