お彼岸に、ちびっこたちがまた家を占領しに来た。今回は3匹の徒党を組んでやってきた。
部屋のなかにいると、もう、物は投げるし障子は破きそうだし、うるさいので外で遊ばせる手を考えた。シャボン玉だ。
100均で買ったプラスチックのコップに、洗剤と水を混ぜる。
ストローの先にハサミでちょっと切り込みを入れ、花形に広げる。
簡単手軽に遊び道具の完成だ。
しかし、子供というのは熱しやすく冷めやすい哺乳類。
「なんだ、また居たのか。終わったらとっとと帰れよ」みたいな感じで、あっという間に飽きてしまうのだ。
ひどいわヒロシったら!抱いたらもう用済みなのね!
そこで今度はストローをコップに突っ込み、静かに息を吹きいれてシャボンの山を作ってみた。
早速興味を持ったチビSに、きつく注意してコップを渡す。
さ「息を吸うんじゃなくて、吐くんだぞ?いいな、絶対吸っちゃだめだぞ」
チ「うん!」
はたして返事するのとどっちが早かっただろう。あれだけ念を押したのに勢いよくシャボン液を吸い込むチビS。
「うわぁ!うわぁやぐわぁーーー!」
口からシャボンを垂れ流しながら、庭を泣きながら駆け回るチビS。
お前は将来大物になるか、手のつけられないバカになる!
しばらくするとやっと泣き止んで、懲りずにまたやろうとする。
うん。いいよ、きみ。ナイスガッツだ。
身をもって学習したせいか、今度はちゃんと息を吐いている。うまくシャボンもたくさんできた。
やっぱり体験しないとわからな…
って、なんでまた飲むのーーー!!
どうやら息を吐いたあと、ストローから口を放さずそのまま息継ぎをしようとした模様。
さっきより確実にシャボン液はのどを通っていた。うえぇ。
それから30分あまり
「にがいよー!おみず飲んでも飲んでもにがいよー!」
と、蛇口にしがみついたまま号泣していた。
チビSには悪いが、こんなに楽しい彼岸ははじめてです。ははは。