引越し日記(4)

2006.10.20
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会社を二日休んで、家具などを処理センターに運搬した。
軽トラックで10往復。総額いくらとかはこわいので考えない。

父の遺品を再整理した。
父はちょっとした収集癖があり、未使用のテレホンカードやたくさんの切手を集めていた。さらには、色んなホテルの石鹸や髭剃り、歯ブラシなども大量にあった。収集家というか単にセコいだけだったのか?(笑)
古ぼけた巾着袋の中には、古銭とギザ10円が入っていた。
実は自分も昔ギザ10円を集めていた時期があったので、「同じかよ!」とひとりで突っ込みながら爆笑していた。楽しかった。

祖母の遺品も整理した。ほとんどが衣類。
衣装ケースには、油性マジックで、中に何が入っているか書いてある。が、けして達筆とは言えず、しかも口語文(?)で書いてあるため、首を傾げるようなものもある。
たとえば、”かでがん”。
最初何のことかわからなかったが、中を見て判明した。
正解は”カーディガン”。
これにもしばらく笑わせてもらった。

今の家が建ったのは、10年と少し前。
当時他県に住んでいたわたしは、帰省のとき新しくなった我が家の玄関を開け、「ここはおれの家じゃない」と思ったものです。自分の部屋がなかったからかもしれません。
父も祖母も亡くなり、ほとんどを妹とふたりで過ごした我が家。
知り合いの不動産屋にお願いして、来年から借家にする予定。

あと10日ほどもすれば、新しい土地で新しい生活がスタートします。
帰る場所はあっても、もう帰る家はない。
少しずつ、少しずつ、これから色んなものを築いていかなくては

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