ただ降り注ぐのを待つように

陽だまり色の公園と芝生
明るく笑う家族や恋人たちに紛れる
小説と クッキーと 紅茶と
走る犬 土のにおい 重なる声 光の反射
手から放れた風船が逃げていく
踊るように、流れるように

じんじんと届く、あたたかなもの
じんじんと届く、やわらかなもの

いついかなるときもこんなふうでありたい
何かが終わるときも始まるときも
穏やかに
ただ降り注ぐのを待つように
両手を広げて受け止めたい