週末の前の夜の前の夜

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いつの間にか、綺麗に、美しく見られたいと思うようになり、行動や言葉の選り好みをし、そつなく、無難に外見を作るようになった。

本来の自分はといえば、とても美しいなんてもんじゃなくて、ベッドの周りにバイブやコンドームを散乱させたまま小説を読みふけるような、混沌に近いものの中に身を置いている。

人は誰でも、本来の自分の一部を削ぎとってどこかへ仕舞い置き、代わりに、自分が立ち回りをするうえで必要と思うようなパーツを用意して、融合させる。その行動に、良い悪いといった概念はない。

周りが失望するよりも早く、わたしたちはわたしたち自身に失望する。
それは概ね、そう在ることができなかったというよりは、そう見せることができなかったということにだ。

だれしもが、自らの可能性を過信し、そして絶望している。
でもそれがいい。まずはそこからだ。
打ちのめされて得られたものの強さを、みんな知っているはずなんだ。

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